深浦九段が豊島八段と自力挑戦を懸けて戦う王将リーグ最終局

第67期王将戦挑戦者決定リーグの最終局が今日、一斉に行われます。 現時点でリーグ表を見てみると、この今期の王将戦リーグは、非常に熱い戦いであることが分かります。 今回この熱さを皆さまと共有するため、リーグ最終局を控えた時点での状況をまとめてみます。 久保王将への挑戦者は豊島八段か深浦九段か斎藤七段 まずは、一番気になる、久保王将への挑戦者が誰になるかです。 対しては、豊島将之八段、深浦康市九段、斎藤慎太郎七段の誰かが挑戦します。 しかも今日で決まるとは限りません。 今日の最終局では、豊島将之八段と深浦康市九段の直接対決が行われます。 リーグ成績では、1敗の豊島先生の方が2敗の深浦先生と斎藤先生を上回っています。 ですので、豊島八段が勝利して深浦に勝って1敗を守れれば、そのまま挑戦決定です。 逆にもしも深浦九段が勝てば、挑戦者はまだ決まりません。 もしも豊島八段が負けて2敗となった場合、相手の深浦九段も当然2敗。 その状況で斎藤七段に3敗目がついたとしましょう。 その場合は、深浦九段と豊島八段のプレーオフとなります。 王将リーグでのプレーオフは、次のようなルールがあります。 リーグ戦で同率首位の棋士が複数出た場合は、原則として順位上位2名の棋士によるプレーオフとなります。 この記述は、日本将棋連盟のサイトの、王将戦のページから見ることができます。 さて、ここでちょっと気になることが出てきます。 豊島・…

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プロ棋士が脳内将棋盤を対局中に使っているときの仕草って?

前回のテーマは「頭の中の将棋盤」でした。 どちらかというと我々アマチュアの上達法に関する記事でしたね。 今回は、プロ棋士と脳内将棋盤というテーマで、書いてみます。 将棋盤を見ないシーンがある棋士 対局中に目が将棋盤の方を向いていないことがある棋士というのは、意外といます。 不利になってしまって戦意を失ってしまったのでしょうか? いいえ、彼らはプロですので簡単にやる気を失うことはありません。 それに、優勢でも盤を見ていないこともあります。 実物の将棋盤ではなく脳内将棋盤を見ている 実は、彼らが時々将棋盤を見ていないのは、脳内将棋盤のおかげでその必要がないからなのです。 魂の7番勝負では、解説の合間にそのような話題が取り上げられていました。 具体的に言うと、第4局の八代-森内戦と第6局の増田-三浦戦でそのような話がでました。 その話については、後で少し書きます。 ともかく、実際の盤ではなく頭の中の盤を見ているのだ、という点をまずはおさえておきましょう。 そして、盤から目を話しているからといって、休憩しているわけではなく、一生懸命読みに集中しているわけですね。 魂の7番勝負で脳内将棋盤を使っていた棋士 それではいよいよ、魂の7番勝負の脳内将棋盤トークを振り返っておきましょう。 対局中にペットボトル飲料をじっと見る八代六段 魂の7番勝負の八代-森内戦での八代六段は、右斜め下を見ているシーンがありました。 その…

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脳内将棋盤で棋力向上する理由と訓練方法を考えてみた

読者の皆さまは、将棋を指すときや詰将棋を解くとき、将棋盤や図面を見ながら考えますか? また、対局中に相手が将棋盤を見ていなかったら、将棋以外のことを考えていると思いますか? 実は将棋では、盤をまったく見なくても、次の一手を考えることが可能なのです。 頭の中の将棋盤あるいは脳内将棋盤 というわけで、今回は「脳内将棋盤」の話になります! どういうことか説明しますね^^ 将棋のプロや強い人の場合、頭の中に将棋盤を思い描くことができます。 その上で駒たちを動かせば、実物の将棋盤や駒を見たり動かしたりしなくても、手を読むことができるのです。 目隠し将棋(脳内将棋)を可能にする脳内将棋盤 以前にも、将棋を指す方法は、実際に将棋盤を使う以外にもある、という話を前に書きましたね。 上級者向けの方法なので、初心者の方にはおすすめしなかった、あの方法です。 それは、「目隠し将棋」でしたね。 この目隠し将棋の現代的な呼び名として、「脳内将棋」というのがあります。 なるほど、このネーミングの方が誤解が少なくていいかもしれませんね。 目隠し将棋というと、目隠しして手探りで駒を触りながら駒を動かすのかと思ってしまますから(笑)。 それだとあっという間に反則をしてしまいそうですね^^ それはともかく、この「脳内将棋」という呼び名からは、頭の中に将棋そのものがある、という感じがしますね。 正にその通りで、頭に思い描いた盤や駒のイメージだ…

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